性器

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・小陰唇、大陰唇肥大症

日本人はもともと大陰唇が小さめで、小陰唇が大きい女性が多いので、大陰唇を小さくしたいと言う人はほとんどありません。
小陰唇肥大症の人は、本人がどれだけ気にしてコンプレックスに思っているかどうかの問題です。 他人と比べることが出来ないので1人で悩むケースが多くみられます。
小陰唇肥大手術は余分な肥大部を切除するだけですから、単純な手術で30分程度で済みます。2週間で抜糸ができ、1ヶ月も経てば手術をした事は分からなくなります。
最近、介護を必要とされる状況のために、中年以降の女性がこの手術を受けに来られることが多くなりました。

・包茎手術

日本人で成人の男性に包茎は4~5人に1人と言われています。しかし、一生手術をしない人もたくさんいます。
包茎であることで不都合なことと言えば以下のようなことがあります。

  1. 外観上、小児の男性器と同型ということの見栄えの悪さ。
  2. 常時包皮に包まれていることで、不潔になりやすい。
  3. 包皮内のアカ(恥垢)は性交によって女性の膣内に移行すると、 子宮頚癌の原因の1つになると言われているため、女性には歓迎されない。
  4. 早漏の原因の1つとも言われている。
  5. 最近、中年以降の男性でこの手術を受けられる人が多くなりつつあります。
  6. 介護される立場になった時に恥ずかしい思いをしなくてもいいように、ということです。

・パイプカット手術

この手術は睾丸で生まれた精子が精液のたまっている精のうという、泉のような池(精液がわき出てくるから)に進んで行くパイプ(精管)をカットする手術です。
この手術を受けることによって、精液の中に精子がいなくなります。
例えば精子を魚とみなすと、睾丸で生まれた魚は精のうという池までたどりつけなくなるのです。
精のうという池の水(精液)は何度射精しても、わき出てきますので、今まで通り、性交も射精も出来ます。手術は局所麻酔で行います。