頭髪

頭髪

【毛周期】

髪の毛には、一定の寿命があります。これを毛周期と呼び、 「成長期」→「退行期」→「休止期」→「脱毛期」の4つの段階に分かれています。
この毛周期には個人差はありますが、一般的に男性2-5年女性4-6年です。

成長期

成長期は毛母細胞が分裂を繰り返し、毛髪が成長する期間です。髪全体の約80~90%を占めています。

退行期

退行期には毛球が縮小し、毛髪を成長させていた毛母細胞の分裂が減少します。また、毛乳頭と毛母が分離し、毛根が頭皮の浅いところへ移動します。
この期間は約2~3週間で、髪全体の約1%がこの状態です。

休止期

休止期には毛母細胞の活動が完全に止まります。そして、次の髪の毛の生成が始まると同時に、脱毛が始まります。
この期間は約3~4ヶ月で、髪全体の約10~20%がこの状態です。

脱毛期

退行期や休止期には、毛根が頭皮の浅いところにあるため、ブラッシングやシャンプーなどで髪が簡単に抜け落ちます。
健康な人の、1日に抜け落ちる本数が100本程度です。

【種類】

男性型脱毛症
脂漏性脱毛症
老人性脱毛症
円形脱毛症
制癌剤の投与などの薬物脱毛症
瘢痕性脱毛症
出産後に起こる産後脱毛症
精神疾患の抜毛症

など

【原因】

男性ホルモン

遺伝

遺伝傾向はありますが、原因となる遺伝子は見つかっていません。
また女性よりも男性の方が、男性ホルモンが多いので遺伝の影響を受けやすいようです。

頭皮緊張

人の皮膚は、年をとるにつれて弾力性がなくなってきます。
固くなった頭皮は、血液の循環が悪くなり、毛の元になる毛包も栄養失調になってしまい、脱毛が起こるといわれています。

老化

細胞自体の老化や動脈硬化などにより、毛包が破壊されるために脱毛が起こります。

ストレス

社会に出て活躍する女性が増えている現在、女性も男性並みに、あるいはそれ以上にストレスを受ける機会が多くなっています。
また、育児、離婚、同居など明らかな精神的ストレスが原因で急激に頭髪が薄くなることもあります。

不適当なヘアケア

過度の洗髪、パーマ、ドライヤーの使いすぎなどはよくありません。シャンプー剤の選択ミスや、間違った手入れによって引き起こされる頭皮の肌荒れが原因になります。
ドライヤーやブラッシングによる頭皮ダメージも原因となります。

経口避妊薬(ピル)

経口避妊薬は、プロゲステロンという女性ホルモンの一種で、これを一定期間内服した後で中止すると、一時的に休止期毛が多くなり、時にびまん性脱毛を起こすといわれます。 ドライヤーやブラッシングによる頭皮ダメージも原因となります。

【治療方法】

プロペシア

男性ホルモン(テストステロン)が原因で、 毛が栄養失調になって細くなり、脱落するともいわれています。この男性ホルモンの働きを抑えることで、脱毛を予防します。

植毛

後頭部から植毛用の毛を取ります。『株分け』という操作で1本単位の毛根に分解して、それを希望のところに穴をあけて差し込み、植毛します。 診察の上、適切な治療方法をご提案させていただきます。